資産運用がなぜ必要なのかを解説します!
こんにちは、smorceです。
この記事では資産運用の必要性と目標資金について解説していきます(^^)
資産運用の必要性について
理由1)年金だけでは生活できない
年金とは国がお金を準備してくれる制度ではなく、あくまでも生活の為の「補助」として設計されています。その為、年金だけで生活できるような制度にはそもそもなっていない為、自助努力(=資産運用)してお金を殖やす必要があります。
また、ゆとりのある老後生活を目指す場合、より資金が必要となります。試算結果は後述しますが、ゆとりのある老後生活を送る為には、年金以外でざっくり3800万円ほどの資産が必要になります。
◯ゆとりある老後生活とは?
「毎月趣味にかかる支出がある」「年1回は海外へ旅行へ行く」など、趣味に支出がかかるライフスタイルのこと。
理由2)人生100年時代の到来
今後は60歳の人の約4分の1が95歳まで生きる「人生100年時代」へ突入します。
既に日本は「超少子高齢化」社会となりました。
当然、長生きするほどお金は必要になります。今後は長生きすることがリスクになる時代が訪れます。
年金制度が設計されたときに、日本人がここまで長生きすることを想定していなかったと思いますが、「人生100年時代」を乗り切る為には若いうちからの資産運用が欠かせません。
超低金利時代において、預貯金だけで資産を構築するのはほぼ不可能です。
老後を見越して、若いうちから長期で資産運用を始めることをおすすめします!
目標資金の目安
出典:家計調査報告(家計収支編)2018年(平成30年)平均結果の概要
上記のグラフは統計局が発表した平成30年の「高齢夫婦無職世帯の家計収支」です。
収支としては赤字で、毎月貯蓄から41000円ほど必要としています。
ですが、これは持ち家の場合なので、賃貸の場合はより多くの資金を必要とします。
日本人の平均寿命から考えて老後が25年続くとすれば、生活するだけで
・ 厚生年金: 25年で 1,256万1,600円
・ 国民年金: 25年で 3,986万1,600円
不足するということになります。(持ち家の場合)
国民年金だけで生活している方の場合は約4000万円ほど必要となってきます。
上記の金額はあくまでも生きていくうえで必要な金額なので、「ゆとりある老後生活」を送るにはさらに資金が必要となり、毎月15万円以上を貯蓄から切り崩す必要が出てきます。以下は参考資料です。
【厚生年金受給者が "ゆとりある老後生活" を送る場合】
上記の収支の前提を踏まえて、65歳以降の老後生活の期間を25年とすると
(支出額349,000円-収入額222,834円)×12か月×25年=37,849,800円
となり、約3,800万円の資金を65歳までに準備しておくことが必要ということになります。(持ち家の場合)
ただし、毎月同じ額の支出があるとは限らず、年金の繰り下げを行えば必要な資金はさらに減ります。
まずは3500万円の資産を目指すことをおすすめしたいと思います。
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