【スプレッドシート】MT4の損益集計ツールを公開しました

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こんにちは、smorceです。

EAの自動売買を始める前に必要な事柄を色々調べていたのですが、中でも特に困ったのが「損益の集計ツール」でした。MT4ではそういった便利な機能が備わっておらず、別途ツールを用意する必要があることを知りました。

ですが、調べていく内にいくつか良さそうなものも見つけたのですが、どれも私には合わず、結局良い集計ツールを見つけることができませんでした。

そこで「ないなら作るしかない」と思い、スプレッドシートで自作することにしました。私が毎日あげている日報や週報などもこちらのツールを使って集計しております。

また、同じ理由で困っている人がいるのでは？と思いましたので、こちらのツールを公開することにしました。基本的には計算式で集計しますので、ほとんど手間はかかりません。所要時間も1分くらいで集計できます。

上記のスプレッドシートが私がいつも使っている集計ツールになります。

・獲得Pips
・損益
・保有時間
などが計算式で出力されます。

ただ、公開しているものは「閲覧のみ」となっておりますので、実際には.xlsx形式で一度エクスポートして使って頂く必要があります。スプレッドシートで使いたい方はエクスポートした.xlsxファイルをご自身のスプレッドシートにインポートする形になります。

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１）事前準備が1つ必要になります。ですが、すごく簡単なのですぐにできます。

まず、以下のサイトから「DataOutput.zip」をダウンロードして下さい。

【イメージ画像】
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「Download Now!」をクリックするとダウンロードできます。中には「DataOutput.ex4」が入っています。

ダウンロードできたら、MT4の「ファイル＞データフォルダを開く」をクリックしてデータフォルダを表示し、「MQL4￥Scripts」に「DataOutput.ex4」を格納します。

２）MT4のナビゲータにある「スクリプト」を右クリックして更新をクリックします。

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すると「DataOutput」が表示されるはずなので、これで準備は完了です。表示されていない場合はスクリプトの左側にある「＋」ボタンをクリックして下さい。

３）MT4から取引履歴を抽出します。その為に「DataOutput」を使用します。「DataOutput」をダブルクリックすると、以下の画面が表示されます。

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「パラメーターの入力」タブを表示し、ENDの日付を「2014年」から「2020年」に変更します。日付や時間はそのままで構いません。できたらOKボタンをクリックします。

これで取引履歴の抽出は完了です。
※恐らくツールのバグだと思うのですが、この過程で任意の期間で抽出しようとしても全ての取引履歴が出力されてしまいます。その為、2014年〜2020年で指定しています。

４）取引履歴はMT4の「ファイル＞データフォルダを開く」をクリックしてデータフォルダを表示し、「MQL4￥Files」にCSV形式で格納されています。

５）取引履歴であるCSVファイルを開きます。すると「MagicNo 〜 Total」までのデータが表示されているはずですので、2行目以降のデータを全てコピーします。集計したい期間が決まっている場合はその期間分だけのデータをコピーして下さい。

６）集計ツールのスプレッドシートを開きます。A6セルにカーソルを合わせ、コピーしたデータを貼り付けて下さい。
EAのマジックナンバーは皆さんが個別で設定されているはずですので「マジックナンバー一覧表」シートを更新して頂くと、計算式の方に反映されます。

データを貼り付けた後は、N列〜Z列が計算式によって出力されます。

∞────────────────────∞
N列…取引があった月
S列…獲得Pips
X列…保有時間（単位：hh:mm）
Y列…損益
Z列…エントリーのあった曜日
∞────────────────────∞

以上となります。
慣れてくれば、取引履歴を抽出してスプレッドシートに貼り付けるまでに1分ほどでできるようになると思います。

このツールが良いと思った方は、ぜひ他の人にも勧めてあげて下さい(^^)

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